第十九話 川越の妖怪たちの悩み

あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

時は盆過ぎ。川越に棲む妖怪たちは自分たちは今の世にはマッチしないではないか?と悩み妖怪会議を開く・・・

出演・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暁月優輝/池田 航

古城瑠未奈/山際絵礼奈

ヤナ姫/月妃しおり

河童の小次郎/(声)小野田銀四郎

一つ目小僧 /(声)高場大和 袖引小僧 /(声)加藤陽人 大蓮寺火/中村哲

文車妖妃/ゆうか(妖怪朗読家/スペシャルゲスト)

スタッフ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

エグゼグティブプロデューサー/木川泰宏

脚本・監督/木川泰宏

初回放送 2019年9月14日(土)朝7時30分~

初回放送局 TOKYO-MX2(地デジ093)

川越やその周辺には小次郎だけではなくいろんな妖怪伝承があります。優輝も言っていたように「ヤナ姫」だって妖怪・モノノケの部類ですし。

真夜中でも街灯やネオンサインで街中は照らされ、特殊メイクやコスプレ造形が一般的に認知されている今の世の中はある意味妖怪たちには生き辛いのかもしれませんね。

今回は小次郎以外の川越妖会議(あやかしかいぎ)の参加メンバーを紹介します!

まずは小畔川の一つ目小僧。

川越の笠幡の中央を流れる小畔川の付近には深夜になると美しい女が現れ若者を誘うという噂がありました。ある日、お坊さんが小畔川の近くを歩いていると女の声でお坊さんを呼ぶ声が聞こえてきました。振り返ると見上げるばかりの大きな一つ目小僧が口から真っ赤な舌を出して笑っていました。お坊さんは一つ目小僧に大きな声で説教をして小坂にある水天宮の中へ祀りこみました。それ以来、美しい女も一つ目小僧も現れなくなった・・・というお話。


大蓮寺火(だいれんじび)。

雨の降る晩などに田んぼの小道を歩いていると現れる火の玉。何もしなければ自然と遠くに行ってしまうが驚いて騒いだりその火を消そうとすると傘に取り付いて酷い目にあわされるという話。大蓮寺辺りからその火の玉が現れたのでそう呼ばれています。


川島町の袖引小僧。

夕暮れ時に家路に急ぐ人の袖を不意に後ろからクイと引く。袖を引かれた人物はいったい何だろうと思って後ろを振り返るが誰もいない。気のせいだと思い気を取り直して再び歩き出すとまた袖をクイクイと引っ張る・・・という悪戯をする妖怪。


小次郎にしろ、この会議に出てる妖怪たちは「人を驚かす悪戯をする」妖怪なので呪ったり人を食ったりはしない妖怪たちです。

そんな妖怪たちに会議を誘われてもサボっちゃうヤナ姫さまが一番厄介な妖怪なのかもしれませんね。

小次郎の提案で妖怪たちはジャックに相談に行く。妖怪たちの悩みを聞いたジャックは「今の流行りの恐怖」を一つ目小僧たちにレクチャーしていく。

次回の鎧勇騎 月兎は「第二十話・ジャックが教える ジャパニーズエンターテイメントって!?」お楽しみに!

鎧勇騎 月兎は毎週土曜日朝7:30よりTOKYO-MX2にて絶賛放送中です!!